2018年5月27日日曜日

【No207】<技術士あるある臨時版> 【技術士二次筆記対策シーズン1.0】10日で合格!中だるみからの復活!!


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。

7回目は、「目的の再確認」です。

今日は、技術士二次模擬試験です。

6名の方が受験されます。

部門、科目はバラバラ。

でも、目的は同じです。

「技術士になる!!」

です。

6/3にも6名の方が受験されます。

当然、同じ考えです。

技術士に認めてもらうには、

夏の筆記試験に合格し、

冬の口頭試験で合格しなければなりません。

当然、夏の筆記が合格しても口頭試験で不合格なら、

来年も筆記試験からです。

何人もそのような方を見て、非常に心が痛い思いを

毎年しています。

何とか、そのような思いだけはしてほしくないといことから

技術士になるという目的の再確認をしていただきたい。

実は、この難関資格を受験しようと行動しただけでも

一流の技術者です。

素晴らしいことです。

年間3万人の方が受験され、その1割強が

技術士を名乗れます。

日本の技術者は約240万人と言われています。

技術者のたった「1.25%」しか受験しないのです。

また、現在の技術士の総数は

7万人程度しかいません。

つまり、技術者の中のたった2.92%です。

その中でも建設部門が40%以上ます。

機械系は、10%以下です。

しかし、技術士になることが目的としていると、

この試験は「不合格」になる確率を高めます。

理由は、「技術士」相応の実力を

「魅せる」

実力がないだけなのに、

学校教育で刷り込まれた

「インプット学習」

のせいで、間違った勉強をしてしまいます。

だから、私は受験セミナー等で必ず

最初に「技術士法」について

理解を持ってもらうようにしています。

この技術士法が実践できないと合格はできません。

では、技術士法とは、

●国民経済の発展

●科学技術の向上

です。

これを達成できる人材を国が求めているのです。

皆さんは、日本の優秀なエンジニアです。

いまさら、大学の授業で受けた内容を

馬鹿みたいに勉強する必要はありません。

過去の知識を実践という業務で

活用しているはずです。

だから、使いこなせる知識はあり、

そしてスペシャリストであるのです。

あとは、技術士法の定義を咀嚼して、

論文に標記すること。

論文に書くべきことを正しく書くこと。

だけなのです。

技術士になることを目的とせず、

技術士相応のふるまいをして、

技術士と名乗れることを目的とした

受験対策をしてください。

今月も今日を入れて5日です。

早めに切り替えましょう!!

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